社会人から教員を目指すときに知っておきたいこと(前半)

学校現場

日曜日のお昼過ぎ、学生時代の友達の影響を受けて「みんなの競馬」を見ることが日課になっています、たーはんです。馬の名前や、いつどのGⅠレースがあるのか、相変わらず覚えられていませんが…

今回は、一般企業から公立教員に転職しようかと考えている方向けに、外からでは分かりづらい教員の現状を解説していきます。

私立学校教員への転職を考えている方には、また別記事で私立教員になるための順を紹介しようと思います。

公立学校教員のメリット

教員を目指そうかなと思っている方、教員になりたい理由として、大きく分けて2つあるかなと今までの経験から私自身感じています。

それは、

1 人に教える仕事をしたい、昔から教員も選択肢の一つだった

2 安定して働ける職に就きたい、今のままの会社で働き続けていいのか不安

という大きく2つに分かれるかと思います。

企業から公立学校へ転職される方は、私の経験上、周りの方がこのどちらかでした。この2つに対応するように、教員としてのメリットも大きく分けて2つあるかなと思います。

それは、

1 人間として働いている!社会に貢献している!と実感がもてる(やりがい)

2 毎月定額の給料がもらえる。ボーナスが出る。手当が多い。(安定)

です。

悲しいことに、それ以外の理由が思いつかない…(一般企業でもその他の理由があるのか?と思いながら書いております…)

予め知っておくべき教員としての働き方

一般企業に勤めていると、教員の働き方はイメージしにくいのではないかと思います。ご自身が学校に通っていた頃、授業や部活で教員を見ることはあっても、実際それ以外、例えば職員室でどのような職務をしているか、見ている人は少ないのではないでしょうか。

ご自身のイメージだけで教員への転職を決めると、採用されて赴任した際に大きなギャップを感じることになります。(ギャップがありすぎて、また転職なんてこともあったりなかったり…)

ですので、今回は一般企業に勤めていた方が感じやすいギャップを3点に絞って紹介していきます。(正直に言うとまだまだあるのですが、影響が大きい3つに絞りました。)今回はそのうちの1つを紹介して、次回、残りの2つを紹介します。

a)DXが全く進んでいない(デジタルに弱い人が多い)

世の中では、DX(デジタルトランスフォーメーション)が流行語のようにメディアなどで使用されていますね。進化したデジタル技術を使いこなして、業務の変革をしようという流れですね。そのために最近は多くのサービスが出てきました。競争が激しくなったこともあって、安価でいいサービスも増えてきた印象です。

人事労務管理、

簿記や会計、

顧客管理、

社内や社外でのコミュニケーションツール、

クラウドサービスを用いて、働く場所を問わないサービスが当たり前になってきましたね。

その一方で、学校教員はそのような流れに対して大幅に遅れた記録、情報管理、コミュニケーションの中で、仕事をしなくてはなりません…

「公教育だし、当たり前じゃない?」「児童生徒が学校にいるから、クラウドサービスとは無関係では?」

そのような疑問を持たれる方も多いと思います。

おっしゃるとおりです。何も間違ってはおりません。ただ、多くの教員は、そんなレベルでの話ではないのです!!

なぜなら、WordやExcelを使えない教員はザラにいるからです!!!

絶望的なパソコン業務スキル

「えっ、そんなんで仕事が進むの?」と思われている方、そうなんです!!少なくともMicrosoftOfficeが使える人からすると、「なんでそんなこともできないの(知らないの)!?」と思ってしまうことも多々あります。特に年配の人は、パソコン関係に弱い人が多いです。

「でも、公立の学校だってHPの更新があるし」「新型コロナウィルスの影響でリモート授業も導入されてきているのでは?」と思った方、おっしゃるとおりです!(2回目)

公立学校にも少なからず、外部に向けたIT関係の職務はあります。その職務はどうやって行われているのか。

それは、管理職が操作できそうな人に職務を任せっきりにするです!!

管理職は責任のある立場だから、外部に影響するものを管理職が担当する、だとか、役割上、どのサービスを使うかは管理職が決定するから管理職が全容を把握する、とかではないのです!!

他の仕事や役割があるにも関わらず、デジタルに慣れている教員に仕事を上乗せし、自分たちは何もせず楽をしてるのです!(もちろん、場所によっては管理職がデジタル機器を使いこなしている場合もあります。)

文書作成以外のパソコン業務が必須になってきたから使い方を覚えなくては、という危機意識ではなく、自分はできないから他の人に任せればいいや、と考えている管理職や年配教員は多いです。(少なくとも、私や私の友達の職場では多いです。)

私の友達の職場(公立小学校)では、コロナウィルスのせいで自宅待機を余儀なくされた児童に、オンラインで授業を受講できるようにしよう、と決まったそうです。そのために、Microsoftのサービス「Teams」を導入したようです。しかし!!その学校の半数の教員が、設定された会議に参加できなかったとのことです!操作方法が書いてあるマニュアルがあるにも関わらず、新規で会議を立ち上げてしまったり、関係のないところをクリックしていたり、使い始めてもトラブルが続出したようです。

これは一例ですが、とにかくパソコン業務が苦手な方が多いです。一般企業に比べて、驚くほどに紙文化が受け継がれています。それは、DXの意識があるないに関わらず、管理職が新しいものを覚える気がない、という姿勢が大きいとは思います。

デジタル化が必要なものとそうでないもの

もちろん、児童生徒が学習するための教材はプリントでもいいと思います。タッチペンのタブレット学習も導入されつつありますが鉛筆と紙の感触で、文字を書くことの大切さは元教員として必要だと感じています。(特に漢字を覚えるには指先の神経を使って繰り返さないと身につかないと思います。)

しかし、教材とは関係のない、資料整理や管理業務では、DXを推進させていく必要はあると思います。ただでさえ業務多忙な教員、削れる業務はどんどん削っていくべきですし、管理職はそれをサポートする責任があります。

もちろん、自治体の教育委員会や文部科学省、果ては財務省も現場の教員をサポートするための環境整備をしなくてはなりません。

教員になろうとしている方が、継続して働けるようにするために。

最後に

もし今現在、学校で働いて、仕事が辛くて、苦しい思いをしているけれど、誰にも話せない、という方がいらっしゃいましたら、話を聞くことはできるので、お問い合わせフォームに愚痴を書いてもらっても大丈夫です。

しっかり返信できるかどうか分かりませんが、少しでも今の状態がよくなれば幸いです。

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