教育学部に進学したらどんなことを学んでいくのか

コーヒーブレイク

AbemaTVで将棋のタイトル戦を観ることにはまっています、たーはんです。

今日は、大学の教育学部に進学したらどんなことを学んでいくのか、ということを解説していきます。

教育学部を選択する

大学進学の際に、どの大学、どの学部に進学するのか、決める必要が出てきますね。

大学の教育学部には大きく分けて2種類存在します。

a)教育学そのものを探求していく教育学部

b)教員養成を目的とした教育学部

今回は、b)の「教員養成を目的とした教育学部」について話をしていきます。

教員養成課程の教育学部の概要

幼稚園、小学校、中学校、高校。どの校種の教員として働くにも、「教員免許」という資格が必要になってきます。

世の中にある資格には、独学やスクールに通って勉強し、試験を受けて合格すると資格が取得できる!といったものが多いかと思います。教員免許は違います。

大学において、所定の単位を取得し、教育委員会に申請して認められれば、教員免許は取得できます。

ちなみに、(正規採用の)教員として学校で勤務するためには、免許状を取得し(または年度内に取得見込みの状態となり、)各自治体で実施される教員採用試験を受験し、合格することで、正規職員として学校で勤務できるようになります。

教員養成課程の教育学部は、教員免許を取得することを目的とされています卒業と同時に教員免許が取得できるようなカリキュラムが設定されています。

教育学部以外でも教員免許を取得することはできますが、その学部の単位取得に加え、それとは別に教員免許に必要な単位を取得しなくてはならないので、より多くの授業を受けなくてはならない分、時間的に大変ではあります。

それに比べて、教員養成系の教育学部では、卒業に必要な単位を取るだけで教員免許が取得できるので、教員を目指す人にはとてもお勧めです。

また、どの学部のカリキュラムもそうですが、学部が設定した必須授業の他に、大学生個々人が自分の興味に応じた授業を受けて単位取得が認定される、自由科目、または自由選択といったような名称で、カリキュラムが組まれています。教員養成系の大学生は、その自由選択を利用して、教員免許を2,3個とる人も多いです。

例えば、中学校理科の教員免許を取得しようとしている学生は、高校理科の教員免許を持っている人が多いです。それは、中学校理科の教員免許の取得条件と高校理科の教員免許の取得条件が似ているため、数個の授業を追加でとると同じ科目の他校種(中学と高校など)の免許が取りやすいからです。

中学校、高校の教員免許は他学部から取得する人も多いですが、小学校教員免許は教育学部の方が圧倒的に取得しやすいです。(開講している授業の内容から、中高免許の方が免許取得要件に認められる授業が多いです)

ちなみに、教員養成系の教育学部は、各都道府県に1つ以上存在します。各都道府県に設置されている国立大学が教員養成系の教育学部をもっています。

教員養成系のカリキュラム

では、教育学部に入学して実際に展開されている授業のことをお話しします。

実際私は教員養成系の教育学部の小学校免許を取得する学科に在籍していたので、そのことについてお伝えします。

大学生(以下、「学部生」と表記します)1,2年生の時は、とらなくてはならない授業が決まっています。大学では、自分でとりたい授業をとって時間割を決めることが多いのですが、(とはいっても、学部1年次はどの学部も選択の幅は狭いです)教員養成課程では、教員免許取得に必要な、「(理科や体育などの)教科に関する科目」と「教員として必要な知識(教職科目)」を優先して履修していきます。

そのために、学部1,2年はそれらの授業が優先して組み込まれています。私の時は、月曜日と金曜日の1-4限、朝8時50分から16時10分まで選択の余地がなかった気がします。

あとは、水曜日や木曜日の朝に、必修の授業があったりしました。自分で選択できる授業はそれ以外の日程で選んで取るといった具合でした。

今後の記事では、それぞれの授業の内容を紹介していければと考えています。

最後に

教育学部に関しての質問がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

しっかり返信できるかどうか分かりませんが、少しでも今の状態がよくなれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました