こんにちは。
最近足の裏に水ぶくれができました、たーはんです。
夏に入ってサンダルを履く機会が増えたからでしょうか、気がついたら足の裏に違和感があって、よく見たら水ぶくれができていました…実は初めての経験です。(手の指に水ぶくれができたことはあるのですが。)
自然にしておけば、じきに治るかなと思い、何もしていないのですが、今のところ変化がないですね…冷やしたり温めたり、何かした方がいいのでしょうかね。
今回は、私が学生の時にやっていた、一風変わったアルバイトを、私の経験を踏まえてご紹介します。
別記事では、別の教育系アルバイトの体験談が書かれていますので、よければご覧ください↓
不登校専門の家庭教師とは
私が大学院生の時に、
「不登校(の生徒)専門の家庭教師」
というアルバイトをしていました。
元はベネッセが展開していた家庭教師事業を人材派遣会社のグロップが買収し、不登校になっている小学生~高校生を対象に開始した家庭教師業です。
最近ネットで検索してみたら「株式会社キズキ」という会社が、株式会社グロップからの事業譲受によって、「家庭教師キズキ家学」を展開している、というものに変わっていました。気になる方はこちらをご覧ください(最終閲覧2022/07/24)。
私がアルバイトをしていたときは、生徒1人あたり、1回1時間30分、週2回という勤務形態でした。(おそらく家庭によって別のコースもあると思います。)
時給は1,000円ちょっとだったかな。(物価は今よりも安い&最低賃金も今より安いので、まあまあいい額をもらえている方です。)
普通の家庭教師の時給からしたら安いですが、仕事内容を考慮したら、まあまあもらえている方です(2回目)。
1時間30分の内容ですが、生徒や親御さんと話し合って内容を決めます。
ご家庭にもよりますが、受験勉強一筋という場合は稀なのではないでしょうか。学校に行ってない分、基礎的な内容の学習がメインになるかと思います。
通常勤務の場合
これからは、私が実際に担当した一人の生徒を例に書いていきます。
(中学生の男子生徒です)
毎回やっていたことは、まず1時間学習の時間でした。使っていたのは市販の教材、どちらかというと一人で自習するタイプの教材でした。基本事項の確認と、問題演習を交互に取り組む、オーソドックスなタイプの教材だったので、ページ順に学習を進めていくようにしました。
そこで、ただただ勉強をするだけでなく、雑談を交えながら取り組んでいました。学校に行ってない分、話し相手になる人が少ないので、その役割を担うのも仕事の一つだと考えていました。(実際に採用される際にも言われていたかもしれません。昔過ぎてもう覚えていない…)
そして特徴的なのが、学習が終わった残り30分、私のケースの場合は、生徒と一緒にテレビゲームをやっていました!!
普通では考えられない仕事ですね。コミュニケーションや社会性を身につけるという目的があるからか、遊びを入れながら交流するということも仕事の一つとして捉えられていました。
特殊な勤務の場合
通常の1時間30分の講師勤務以外に、「外出」という勤務もありました。
生徒と親御さんと相談して、普通に開催されているイベント等に、講師と生徒2人で出かける勤務です。(今思えば、ろくな研修なしでよく実施していたなと思います。)(いかにもトラブルが起きそうな制度…)
これも普段人と関わることが少ない生徒のために、社会参画できるようにとの前向きな制度ではありますね。
私の場合は、イベント系でいえばデパートの電車の展示会へ行ったり、日常的な外出だったら、ボルダリングをやったりしました。(勤務でボルダリングができるのはお得でしたが、筋肉痛でも仕事はしなくちゃいけなかった…)
遠出の時は、ファミレスでランチをすることもあったので、いろいろリードしなくてはいけない場面が多かったです。
私は大学院生でしたので、ある程度リードはできたのですが、大学生に成り立ての時だったら厳しかったなと、振り返って思います。
あとは、(私を雇っている)会社の社員さんが、バーベキューを企画してくれたこともありました。
そこには同じように家庭教師を利用している生徒や、家庭教師をしている人たちが多く参加していました。普段、他の講師との交流がないので、他の人はどんなことをしているか聞ける機会になったのは、私としてもありがたかったです。
なにより生徒が楽しんでくれたのがよかったです。同じ境遇の人たちとの交流だったので、安心感もあったのだと思います。
不登校専門の家庭教師をお勧めできる人
いかがだったでしょうか。
不登校の生徒は学校に行っていないことに負い目を感じたり、少しの天気や体調の変化に敏感で気分の波が激しかったりします。
そのような生徒の状態を理解して、「少しでも前向きな気持ちになって過ごしてほしい」と思えるような人であれば、とってもお勧めのアルバイトになります。
これからアルバイトをしようと思っている方、教育や福祉の仕事をしてみたい方、選択肢として考えてもらえると嬉しいです。
コメント