社会人が塾講師のアルバイトをしてみて感じたこと

学校外教育職

こんにちは!

最近日焼け止め対策に力を入れ始めました、たーはんです。

今まで日焼けなんて気にしていなかったのですが、ひげ脱毛でクリニックに通い始めてから、「日焼けすると脱毛できません」と言われたので、日焼け止めクリームを塗り始めました。(ひげ脱毛の成果も、ブログで書きたいです。)

今回は、私が社会人になって塾講師のアルバイトをしたときの経験談を書いていきます。

社会人で塾講師を申し込んだきっかけ

私は今までで数回転職活動をしたことがあります。(短期で集中したときも、長期で気長にやっていたときもあります。)

その中の一期間で、夏休み期間(7~8月)に転職活動をしていたことがあり、貯金を崩しながら生活していたことがありました。

そんなとき、塾の夏期講習の短期バイトの募集広告が沢山目に触れるようになってきたので「小遣い稼ぎしながら職を探そうか」と思い、首都圏のとある地域に数多く拠点を展開している、塾の夏期限定短期バイトに申し込みをしました。

働き始めるまで

その塾は何店舗もチェーン展開しているので、欠員がある拠点に派遣される、という仕組みでした。(採用面接は本部で行いました。)

人手不足なのが目に見えていて「講師として力量があるか」という観点よりも、「いつからいつまで勤務できるか。何時から勤務できるか。」という点を重視されていたように感じました。

そして予定通り採用され、勤務地を言い渡されました。その勤務地は、私鉄の普通電車しか止まらない駅の駅から徒歩15分くらいの場所に位置する拠点でした…(面接時に通える範囲を記入したので、ギリギリ範囲内でしたが。)それでも、自宅から早くて45分、電車の待ち時間が長いと1時間近く片道で費やす位置でした。今思えば、もう少し強気に条件を要求してもよかったかなと思います。(教員免許も持っていたことだし)

そして、勤務地が決まると、出勤日前に教室長に挨拶に行きました。

整備されていない労働環境

出勤日前に教室長と話ができるのが、この日が最初で最後でしたので、この塾での教え方だったり、細かいルールなどをみっちり叩き込まれるんだろうなと思ってました。(研修する時間も人手もないと思っていたので。←実際その通りでした。)(あと、約束の訪問時間は決まっていましたが、終わりの時間は言われてなかったので。)

ところが、簡単な自己紹介と、塾で使っているテキストを渡されて、「これで進めてください。」と言われて終わりでした。

!? !? !?

授業時間の使い方とか、ホワイトボードの書き方とか、いろいろ伝えてもらえるべきことがあるでしょう!?と言いたくなりました。←実際には言ってない。

しかも、中1から中3まで最大で一日6コマ、国語、数学、英語の3教科を持たされることになりました…

個別指導だったらまだよかったのですが、ここの塾は3-6人の少人数授業をメインとしているので、授業形式で進めなくてはいけませんでした。なので、授業作りの計画を、勤務時間外に自宅で考えているときもありました…

あとから分かったことなのですが、この拠点に在籍している講師は、教室長1人、2拠点掛け持ちの正規雇用1人、ベテランのアルバイトおばちゃん1人、そして一日1,2コマを週1,2日持っている大学3,4年生の人2,3人がいました。大学生も夏期講習の後半しかいなかったり、就活でほとんどシフトに入っていなかったりと、顔を合わせる機会が少なかったです。

生徒数に対して少なすぎる講師陣を知ったとき、こう思いました。

「教室長のサポートが少なすぎて、評判がよくなくて、新しく入ってくる学生バイトが続かないんじゃないかな(現に大学1,2年生がいなかった)。だから長く在籍していて要領が分かっている人しかいないのでは。」と。

そんな事情があるから、大学生じゃなく、教員経験がある自分が配属されてしまったのかと…

勤務開始

不安いっぱいで初日の勤務に臨みました。

全然うまくできた気はしませんが、幸いにも生徒が素直だったので、見かけ上は問題なくできたかと思います。

ただ、いろいろなバイトや仕事をして、いくつかの職場を見てきているので、生徒目線での学習環境(建物自体)で気になることが多かったです。

まず、6人生徒が入るには、部屋が狭すぎる…

3人で丁度よい部屋に6人を無理矢理押し込んで授業をしていました。夏期講習で申し込みが多かったから、部屋の広さを考えず人数を入れてしまったのだと思います。6人だと、1人が移動するときに、別の生徒が体を動かさないと部屋の外に出られないほど狭かったです。

さらに気になったのが、初回の、初日の授業を終えて、教室長のフィードバックがない!?ということです。

生徒は月謝を払っているのに、アルバイトの授業内容が授業料に見合わなかったらどうするの?と思いました。何より私自身が「こんな我流でいいのかな」と不安な中続けていて自信が持てなかったです。

もしかしたら、塾のアルバイトへの対応マニュアルの問題もあるかもしれませんが、教室長自身の問題が大きいかもしれませんね。

この教室長は、生徒とのコミュニケーションはよく取っているし、生徒のことをよく見ているとは思うのですが、事務書類は常に滞っていましたし、シフトも直前で変更になったりしていたので、管理者としてのスキルに疑問に思うところがありました。

社会人バイトをして思ったこと

塾講師のアルバイト(夏期講習)をして思ったことは、時間と賃金のコスパが悪いなと思いました。(最初に気づかないのかな?という話なのですが…)

まあ、今回は6人相手に1授業だったので、集団授業や家庭教師だったら、もっとコスパがよかったのかもしれません。一度教員を経験すると、もっとコスパがいい仕事があったのでは、と思ってしまいます。

確かに、教員の方が残業が多くて、何時間残業しても残業代が増えるわけではないので、コスパが悪いように思います。

しかし、(期間にもよりますが、)教員免許を持っていれば、学校の非常勤でしたり、民間の教育関係の仕事でも、時給換算すればもっといいものもあるようです。

あとは、教育関係でもない普通の短期バイトの方が、コスパがよかったりもします。就職活動中に、なにか短期間でバイトをしようと思ったら、コスパがいいのが一番かなと思いました。

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