皆さんこんにちは、あるいはこんばんは。
アニメ『SPY×FAMILY』にはまっています、たーはんです。
『SPY×FAMILY』にはまっているということで、同作品ではお馴染みの挨拶で始めてみました。
今回は、日本の話から離れて、私が学生時代に訪れたフィンランドのことについて書いていきます。
フィンランドの高校事情
私は大学院生のときに、大学生協の企画の一つ
「フィンランド教育研修ツアー」
というものに参加し、1週間ほどフィンランドに滞在して、フィンランドの教育を視察してきました。そこで実際に見聞きしてきたことを何回かに分けて書いていきます。
フィンランドの高校のカリキュラムは、イメージとしては日本の大学に近いです。時間割を自分で決められる場合が多いです。私が見学した高校は1校だけでしたが、日本ほどみっちり数学をやっている印象はなかったです。(羨ましいですね…笑)
そういった事情もあり、時間割は人によって違いがあります。
また、日本では珍しい「演劇」という授業がありました。
「これは授業なのか」と日本人の感覚からしたら思ってしまいますが、学生たちからは人気なようで、実際に何かしらの役を演じながら、作品や登場人物の心情を学ぶといったところでしょうか。(私が見たときは、シェークスピアの作品を練習したいたと思います。)
フィンランドの高校の給食事情
(画像が見にくくてすみませんが、実際の食堂の写真です↑)
日本の高校では、特に公立の高校ですと、お弁当を持ってきて、教室で食べるというのが一般的かと思います。
フィンランドの高校では、食堂で食べることが一般的です。(時間割が個々で違うので、ランチの時間もそれぞれ違ってしまいますね。)
しかし、日本の大学とは違い、メニューはほとんど選ぶことはできません。(どちらかというと、給食という感覚なのでしょうか)
「高校生が食べるものだから、高校生が好きそうな肉や唐揚げが出てくるんじゃない?」「ヨーロッパだから、チーズを使った料理が多いんじゃない?」等、日本人の我々からしたら考えるかもしれません。実際に私も食堂で高校生と同じメニューを食べました。そして私は思いました。
美味しくない…!!
しかし、周りの高校生は楽しそうに食事をしているのです。(味ではなく、友達との会話を楽しんでいるだけかもしれませんが…)
私と同じくこの企画に参加した日本の大学生も、美味しいという人はいませんでした…
「そんなに味がよくないの」と思われるかもしれません。その前に、その時のメニューをご紹介します。
それがこちら↓↓
右がオートミール(イチゴジャムのせ)
左がクラッカー(2種類、バターのせ)
そして牛乳。
「えっ、少なくない!?」「そして質素すぎない!?」当時も今でも思います…
ちなみに、メニューはこれがスタンダードのようです。(この高校だけではないとは思いますが…)
これ毎日食べていたら全体に飽きてしまいますね笑
オートミールの味は、私の場合、ほとんど感じませんでした…
本当に液状の小麦粉を食べている感覚でした。イチゴジャムでなんとか誤魔化している感覚…(なのでジャムの味が強いです。日本に比べて味濃いめに作られているのかもしれませんが。)
なんとかアレンジはできないものか、と考える人もいると思います。少しはできます!何ができるかというと
・ジャムの種類を変える(3,4種類用意されています)
・クラッカーにのせるバターの量を変える
・クラッカーの枚数を増やす(確か2,3枚くらいは追加できたはず)
といったところです。
やっぱり飽きてしまいますね…笑
また、量に関してですが、日本人よりも体が大きい人が多いフィンランドの高校生があれで足りるのは、フィンランドの食習慣が関係していると思われます。なんとフィンランドは
一日に4回食事をするそうです!!(朝、昼、夕方、夜)
その分、一回に摂取する量が少なくて済むのかもしれませんね。
フィンランドの食事事情豆知識
フィンランドの有名料理を聞かれて、どんなものを想像されますか?
日本に住んでいるとあまり馴染みがないかもしれませんね。
フィンランド料理と言えるかどうか分かりませんが、日本からフィンランドへ旅行されることがありましたら、一度は食べていただきたい珍しい料理があります。それは、
「トナカイの肉」です!
日本にいたら、食べる機会は少ないと思います。私は現地のレストランで食べましたが、厚みがあっても柔らかく、ソースの味も染みこんでいて、とっても美味しかったです!!(ちょっとお高めのレストランだったので、トナカイの肉自体が美味しいのか、シェフの腕がよかったのかの判断が未だに分かりませんが…)
最後に
これからも何回かに分けて、フィンランドで体験したこと、知ったことを記事にしていく予定です。
☆2023/07/23以下の記事を追記しました。フィンランドの教育事情を小学校中心に書いています。どうぞご覧になってください。
海外の教育事情に関して、リクエストがありましたら、「お問い合わせフォーム」よりご連絡いただけますと幸いです。
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