こんにちは。
最近お昼ご飯はおにぎりが多めになっている
きくみちです。
お米の値段が上がっても、やっぱり健康には欠かせないおにぎり!
ふりかけの値段も上がっているので、ネットでいっぺんにふりかけを買っています。
さて、皆さんはアルバイトを探していたり、昔やっていたアルバイトはありますか?
アルバイトと言えば、代表的なものの一つとして塾講師があります。
ただ、「人に勉強を教えられるか不安」「学歴が高くないから自分には向いていないかも」という理由で諦めている、諦めた人も多いのではないでしょうか。
今回は、塾講師のアルバイトに何社も応募し、かつ自身も学習教室の運営経験のある筆者が、
実際に働いたり面接をした経験から、
塾講師と学歴の関係について感じたことをお伝えします。
また、筆者が経験した家庭教師のバイトも記事にしているので、
よければ合わせてご覧ください。
塾講師のバイトで学歴は有利になるか?

結論から言うと有利になります。
ある程度の学歴層の学生、出身者は採用する側からしたら安心材料になります。
その理由はいくつかあります。
試験に必要な知識があると思われている
学歴が高くない人と、有名大学の人が求人に応募してきた場合、
有名大学出身者の方が採用されやすいです。
その大学に入学できる程度の知識が担保されていると思われるからです。
採用面接の段階ではあまりその人のことを見抜けいない場合が多いです。
もしかしたら学歴に比べて、知識もあり生徒との関係を築ける人かもしれませんが、
リスクを考えるとどうしても大学名を見てしまう塾が多いと思います。
講師の質の担保を示せる
塾を利用する生徒の保護者からしたら、
毎月月謝を払っているので、その分に見合うような先生に教えてもらいたいと願っています。
そんなとき、塾にどんな先生がいるのか、誰に教えてもらっているのかを聞かれたとき、
学歴のある先生だと信頼感が高まります。
いい先生に教えてもらっている、という安心だけでなく、
「子どもの成績が上がらないのは先生のせいだ」と言われるリスクも下がります。
学歴だけでは決まらないこともある
とはいえ、学習塾が求めている人物像は、
生徒の学習のつまづきを解消できて、
生徒と良好な関係を築けるひとです。
学歴があって人間性に問題がある人よりも、
学歴はないけど塾にとってプラスになる人がいいのはその通りです。
子どもを相手にしてきた経験、
接客の仕事で人の満足度を上げた経験などがあれば、
十分にカバーできることが多いです。
高学歴が裏目にでることもある?

今までは学歴が高いと有利になる、ということを伝えてきましたが、
逆に学歴が高くてうまくいかない場合もある、という状況もありそうです。
多くの塾の面接を受け、実際に働いて見聞きしてきた筆者の経験を元に、
公には言われていないけれど、暗黙の了解となっていそうなことを紹介します。
高学歴が裏目にでる場合は、一言で言うと
長く続けてくれないかもしれない
という不安からきます。
講師を採用するのにお金がかかる
まず知っておいていただきたいのが、
学習塾の経費で一番多く占めるのは人件費です。
だいたい50%前後が人件費になり、職員や講師の給料に多く使われているのが分かります。
そして、生徒を募集するためだけでなく、
講師を募集するためにも広告宣伝費がかかります。
広告宣伝費はだいたい経費の5-10%かかります。
https://tinyurl.com/23m7w5z8
引用元:株式会社アドメディカル
もし講師の方が長く続けてくれるなら、
広告宣伝費を減らしてその分利益にすることができます。
時給が高いバイトに移ってしまうかもしれない
塾講師のバイトはたくさんの求人があり、
時給も様々に設定してあります。
特にこだわりがなければ、
同じことをするなら少しでも時給やコマ給(1回の授業あたりの給料)が高い方にいこう
と多くの人が思います。
もし場所を選ばずどこでも採用されそうな学歴の人が、
時給の低い塾講師に応募したら?
採用する側は「近いうちに待遇のいい方にいってしまう」と恐れ、
二の足を踏んでしまう場合もあります。
学歴マウントの衝突を避ける
あまり多くはない例ですが、
講師同士で学歴を気にしている職場だと
学歴の高い低いでギクシャクする場合もあります。
学歴が低いと自分で思っている人が
学歴の高い人に対してよく思わなかったり嫌がらせをしたり。
逆に学歴が高い人が周りを見下して
職場が悪い雰囲気になったりとマイナスの影響をあたえることもあります。
(特にその教室の責任者がオラオラ系だと、こんな感じの空気の悪さが出やすい気がします…)
塾講師バイトにおいて学歴は入り口

塾講師バイトの場合、高学歴は採用に有利だったり、
生徒の保護者や塾の評判の担保にもプラスに働きます。
しかし、結局は大事になってくるのは、
信頼される人で長く勤めてくれるか、
が一番です。
学歴は講師開始の入り口としては強力な後ろ盾ですが、
講師を続ける中で生徒や保護者の信頼を得る人が一番大切にしたい存在です。
コツコツ真面目に生徒に向き合って働いて、
関わる人達にいい影響を与えられる講師の方が増えることを願っています。
また、子どもに関わるアルバイトの一つ、
学童保育の指導員の様子を紹介した記事もありますので、
合わせてご覧ください。
コメント