こんにちは。
最近運動不足を実感している、たーはんです。体力の衰えや体が硬くなったのを感じています…毎日ストレッチを日課にしなくては、と思いながらやったりやらなかったり…
小学校教員(首都圏)になるために
教員になろうとしている方々、中でも公立学校に正規採用されて教員を続けていこうとされている方々、そのような方々が避けては通れない道、
それが(各自治体で採用される)公立学校教員採用選考試験(略して「教採」)です!
大学受験と違って、就職や社会人になってからの勉強って基本的に一人で取り組むことが多いのではないでしょうか?「就職予備校に通った方がいいのかな?」「一人で準備できるかな?」と心配する方々、教採は特に金と時間をかけて準備する必要はありません!!
大学生だったら同じく教採を受ける学生同士で対策を立てたりしますが、社会人から教員になる人は、最初から最後まで一人であることが普通です。不安な方もいるかもしれません。
今回はそんな不安を解消するために、教採の概略について解説していきます。
なお、自治体によって違いにがあり、一概に言えない部分もあるので、共通しているであろう部分を解説していきます。また、私の経験を踏まえて、現実味を持たせたいので、首都圏の教採、それも小学校教員用の試験に絞っての話になります。ご了承ください。
なお、実際の教員の働き方を知りたい!という方は、こちらもご覧ください↓↓
試験の概要
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)の教採は一般的な受験ですと、一次試験と二次試験があります。(※社会人入試枠があれば、内容は異なる可能性もあります)一次試験に合格した人が、二次試験へと進みます。二次試験に合格した人は、晴れて正規採用の教員となれます!(手続きの書類を出し忘れなければ…笑)
試験内容は、
・筆記(教職教養、一般教養、論文)
・面接(集団、個別)
・実技
・適性検査
等いくつかあります。
ですが、
一次試験は筆記(教職教養、一般教養)+α
二次試験は面接(個別)+α
であることが多いです。
自治体によって、「+α」部分が異なります。
受験の申し込み自体は、いくつの自治体でもできます。
ですが、首都圏の教採の一次試験は、だいたい同じ日(例年7月の第2日曜日)に行われます。ですので、首都圏内で複数の自治体を受験することはできそうにないです…
「(北海道等の)試験日が異なる自治体+首都圏」でしたら受験はできそうですね。(昔は場慣れのために、試験日が早い北海道をわざわざ受験したとかしないとか…)(年配の方がおっしゃっていました。出題傾向も違いますし、そのために飛行機代をつかったのかと考えると真実かどうか怪しいですが…就職氷河期だったらありえるのかな?)
次章からはほぼ全ての自治体で実施されるであろう
一次試験の筆記問題、「教職教養」と「一般教養」について解説します。
筆記試験の内容(教職教養)
教職教養とは、その名の通り、教員としての教養です。
内容としては、
・教育基本法
・学校教育法
・学習指導要領
・教育心理学
といったところがメジャーですね。
回答方式もマークシートの場合が多いので、5つの選択肢から適切なものを選ぶ、という形式が多いです。過去問を繰り返し解いて、出題傾向をつかむことが大切です。
筆記試験の内容(一般教養)
もう片方、一般教養は、中学校の授業で習う内容の英語、数学、国語、理科、社会の問題になります。「高校受験からだいぶ時間が経っているから自信ないなあ…」と思うかもしれません。
でも大丈夫です。難易度としては中学校の教科書の章末問題くらいです。ほとんどが基礎的な内容になります。これも過去問を解いて出題形式に慣れるのがいいです。
それでも、出題範囲が広いと感じる人もいるでしょう。その場合は、市販の中学生用の参考書を使うといいでしょう。(細かい対策については、別記事でご紹介します。)
合格者や不合格者の裏話
私が教採を受けたときは学生の時だったので、同じ大学の友達と試験対策や情報交換をしていました。一次試験の結果が発表され、友達に合否を聞くと、
筆記試験が6割とれたかどうかという人が合格し、
筆記試験で9割とれたという人が不合格になった
という事態が起こりました…
(自己採点のミスがあったとしても)私が受験した自治体では、点数だけで一次試験の合否を決めているわけではないようです。
これは学生と社会人で事情は変わるのかと思いますが、筆記試験で自信がない方も、諦めずチャレンジしてほしいなと思います。(私の感覚でも、面接で大体決まるのかなと思っています。)
最後に
教員採用選考試験について、「○○の部分を教えてほしい!」「実際に受験した感想を教えて」等、ご質問ありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
教採を受験予定の方、特に企業勤めで転職を考えている方に、少しでも役立つ知識をお伝えできればと思っています。
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